当協会(JAISA)は「スマート農業加速化実証プロジェクト」に取り組む農業経営体・地方自治体を支援します。

スマート農業加速化実証プロジェクトについて

・農林水産省では、先端技術を生産から出荷まで体系的に組み立てた「スマート実証農場」を全国各地に整備し、データの収集等を行いながら、生産性向上等を目指すプロジェクトを開始することを発表しました。(農林水産省 平成31年度予算概算要求、スマート農業加速化実証プロジェクト(チラシ)引用)

・このプロジェクトは、生産から出荷まで複数のICT機器サービスを統合的に農業経営に利用しようというものです。

・これは従来のように、例えば、自動運転トラクターを利用する、ドローンによる上空からのセンシングを行う、水管理の自動化のために自動水門を導入する、農業経営情報管理のためのクラウドサービスを利用する、などのように部分的にICT機器サービスを利用する状態とは大きく異なります。

・そもそもどのような生産~出荷の一貫した農業経営を行うべきか、どのようにICTを使っていくのか、現時点ではどんなICTサービスが存在するのか、足りない機能は何か、それをどのように埋めていくのか、そういった全体計画が必要になってくるものです。

「スマート農業加速化実証プロジェクト」の支援メニュー

1)JAISA会員企業が提供する多彩な農業ICT機器サービスの紹介
・JAISAは、全国71社(2019/10/28現在)の会員企業が提供する多彩な農業ICT機器サービスを、スマート農業加速化実証プロジェクトに取り組まれる農業経営体・地方自治体のニーズにあわせて最適にマッチングし、ご紹介します。

・また、複数企業を組み合わせた連携フォーメーションのニーズにもお応えします。

2)JAISAの全国ネットワークを活かしたスマート農業加速化実証プロジェクトの計画策定支援、事業実行支援(*1)
・JAISA会員企業が持つ全国の農業現場での知見を集約し、スマート農業加速化実証プロジェクトの計画の策定、コンソーシアムの形成、ICT機器サービス調達など計画策定のコンサルティングサービスを提供します。

・採択後の実行段階においては、複数ICT機器の連動方法、全体最適からのICT利用体系、複数ICTベンダー間での機能調整やインタフェース条件の策定など、農業経営体の視点に立った全体要件定義・プロジェクト推進などの事業実行の支援業務を請け負います。

(*1 価格は個別お見積もりによります。)

※農林水産省 「スマート農業加速化実証プロジェクト」 Webサイト
http://www.affrc.maff.go.jp/docs/smart_agri_pro/smart_agri_pro.htm