製品・サービス概要
「みどりボックス」が、ハウスや露地の環境を測定し、「みどりクラウド」にデータを蓄積。 「みどりモニタ」によって見える化されたデータを、生産改善や収量予測に活かすことができます。さらに、データに基づいた農業機器の自動制御や遠隔操作によって、 コストの削減や、労働負荷の軽減にも寄与します。
みどりボックス
24時間365日 2分ごとに計測しデータを蓄積
センサーによる環境計測とカメラによる定点観測に よって、常に変化する圃場環境や作物の状態を把握。
目的に合わせて 自由に選べる豊富なセンサー
センサーで計測可能な項目
- 温湿度(気温/湿度/飽差/有効積算温度/低温積算温度)●温 度(培地/養液等)●日射量(瞬間日射量/日照時間)●CO2濃 度 ●土壌水分 ●土壌複合(水分/地温/EC)●風向風速 ●水 位 ●養液EC/pH
ご要望によってカスタマイズ可能なセンサー
- 電流、電圧、pF、アナログ等
設置例
必要な数だけ センサーは最大36個まで拡張できます
有線で最大6種類16個まで、無線で最大20個までセンサーを接続可能で、あとからセンサーを追加することができます。最初は最小限のセンサーだけではじめられますので、導入コストを抑えることができます
電波が届くところならどこにでも設置可能
太陽光発電キットを利用して、電源の確保ができない立地でもみどりボックスを設置できます。
既存施設にカンタン設置
既存のハウスに、簡単に取り付け可能。端境期の撤収も簡単。大多数のユーザー様 が、ご自身で取り付け・取り外しを行われています。
みどりモニタ
計測データの活用方法
収集したデータは、さまざまな活用方法があります。より高度な分析をご希望の方には、別途「データ分析サービス」(有償)も承ります。
環境制御オプション
みどりクラウドは、他社の環境制御機器と連携し、遠隔操作が可能です。 ハウスの規模やニーズに合わせて、コストを抑えながら、必要な機器だけを導入・連携することができます。
製品・サービスの特徴
- 1台で多棟管理 有線・無線で最大36センサ接続可能
- わかりやすいグラフ画面で的確に判断
- 各種センサ、オプション機能、新製品を後から追加可能
- 環境制御装置につないで施設の遠隔制御まで実施可能
- 圃場監視用カメラを標準装備
- 防水・防塵性能 露地でも設置可能
- 携帯回線内蔵 ネット回線用意不要
ユーザー事例
他社製品との連携による遠隔制御でロス削減 品質と安定性の向上で単価もUP
加藤いちご園様
常に同じ品質のイチゴを作り続ける、再現性ある農業を追及している自分にとって「みど りクラウド」は最適なシステムでした。収量もさることながら、品質と安定性が上がることで、直売の評価が高くなり単価も上がりました。また、電動カンキットN制御盤Plusとの 連携による遠隔制御も、手ごたえを感じています。普段作業する場所から圃場が300m離れているので、これまでは移動ロスが大きかった。圃場管理をスマホでできるようになったので、心身とも非常に楽になったと感じています。
みどりクラウドで蓄積したデータを活用し 狙った糖度のトマトを安定生産
渋谷ファーム 様
「みどりクラウド」導入で経験知が数字として明確になり、育成管理がしやすくなりまし た。トマトの糖度は平均5~6%。データが毎年蓄積されるため、狙った糖度に持っていく ために水分量や気温をどう調整すればいいか、前年までの数値をもとに試行錯誤できるよ うになりました。父の栽培するトマトのほうが大きくて甘いので、父の棟にも導入を検討 しています。
複数の棟を「ふくごう君II」連携で一括管理 遠隔管理で収量upだけでなく働き方も改善
だんだんファーム掛合 様
私が農業を営む島根県雲南市は、年間の日照時間が少なく、栽培には不利な地域です。そこ で、気温や日照などのデータを活用して競争力を高めようと、「みどりクラウド」を導入。現 在では、「みどりクラウド」と「ふくごう君II」を連携させ、複数の棟を一括管理しています。 経験則ではなくデータを元に判断できるので、生産物の品質だけでなく収量も伸びました。 また、移動に15分掛かる2つのファームを、遠隔地からスマホでセンサーデータやカメラの 映像を確認して管理できるので、移動時間も減り、働き方の改善にもつながっています。
CO2濃度データをみどりクラウドで収集し きゅうりの収量を20%アップ
鈴木農園 様
ハウス栽培を行う場合、光合成が盛んになる日中にCO2が不足することで収量が伸び悩むこと は生産者共通の悩みです。「みどりクラウド」では温度や湿度、日射量など、多くのデータを収集で きますが、私は特にCO2濃度に注目しました。「みどりクラウド」のセンサーデータで、このCO2 濃度の推移をスマホの画面から常時確認できるようになりました。約2,600平方メートルのビ ニールハウスの状況をきめ細かく把握し、CO2濃度が低下したら石油ファンヒーターを使用して CO2濃度を調整しました。そして、CO2の管理に加えて、ミスト施用による湿度についても、「みどりクラウド」でモニタリングすることで、きゅうりの収量を20%も伸ばすことができました。
製品・サービス価格
代理店様経由にてお納めしております。詳細はWEBサイトをご参照ください。
提供社名・問い合わせ等連絡先
株式会社セラク みどりクラウド事業部
〒160-0023
東京都新宿区西新宿7-5-25
西新宿プライムスクエア6F
TEL:03-6851-4831/FAX:03-6851-4832
info@midori-cloud.net
関連リンク
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