チーム経営力が不可欠に

なんでもできるスマート農業技術は存在しませんが、いま目の前の課題解決にすぐ活かせる技術は現実に存在しています。スマート農業の導入・活用には、農園の経営課題にフィットする“現実解”を見極める知恵と工夫が肝心となっています。

昔から「三人寄れば文殊の知恵」 と言われます。生産年齢人口が半減し、川下や農業外の企業の農業参入も見られる農業大変化の時代。スマート農業をはじめ、経営管理の幅と深さが飛躍的に拡大し複雑化しています。これまでのような“農家”による個人戦ではなく、学びと知恵を仲間でシェアする組織戦、すなわち、チーム経営が不可欠になっています。

JAISAは、集落営農組織や農業法人など地域を支える中核経営体の業務効率化、データ活用、人材育成などチーム経営力の強化をサポートします。

 

農業経営体のチーム経営力強化の進め方

STEP1 現状の観察と定量的把握による組織ビジョン作成
業務時間や作業量の定量化による可視化と課題抽出組織ビジョンの作成

STEP2 情報迷子を防ぐ働きやすい職場づくり
計画・情報・意図の言語化とホワイトボードやモニター等によるアクセス改善

STEP3 作業とスキルの基準整理、デジタル技術導入
従業員のスキルとタイプ整理農場の重要管理点の明確化とデジタル技術活用による高度化

STEP4 成長施策の実行支援とデータによる振返り
実行経過のデータによる計測と到達点の把握、次の打ち手の策定情報流通の促進によるチーム経営の浸透

 

地域密着でチームの成長をサポート

農業経営体の持続的な成長のためには地に足の着いた伴走支援が必要です。
JAISAでは、地域で行われている日頃の営農支援活動と整合した取り組みとなるよう、行政機関や農業協同組合様のニーズに応じた実施計画をご提案します。
また、全国のJAISA会員および経済産業省推進資格である「ITコーディネータ」と協働して、チーム経営力強化をサポートできる専門人材を育成し、地域密着で農業経営体のチーム経営力強化に取り組みます。

 

 

ワークショップや伴走支援のご依頼、ご相談

農業経営体のチーム経営力の強化にご興味をお持ちいただいた行政機関や農業協同組合様は、ぜひこちらのフォームよりご連絡ください。地域での経営体支援のご状況をヒヤリングさせていただき、地域の実情に沿った実施計画案を費用面含めてご提案させていただきます。